アメリカ生活を楽しく送るための、自分勝手なノウハウです。
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アメリカでのアパート (6/2/2002)

アパート

アメリカのアパートは、日本で言うアパートとは、だいぶニュアンスが違う。もちろん、場所や家賃によってピンからきりまであるので、総てとは言えないが、まあ違うと思って間違いない。
何が違うか、

 

広さ: 
フェニックスで日本人が住むような、治安がよく、生活環境が便利な地域での3ベットルームのアパートの面積は、おそらく1200-1500スクェアーフィートぐらいである。
これを平方メートルに換算すると、約110-140平方メートル。
これは、日本の注文建売住宅の平均建坪、40坪(132平方メートル)にも相当する。

面倒な、単位換算が簡単に出来るツールを見つけました。
坪 → 平方メートル換算はこちら

長さ 

重さ 

容積 

温度 

自分達が2年間暮らしたアパートの間取り。(~1300スクェアーフィート) 

 

共有設備:
アリゾナのアパートはプールが、絶対と言っていいほど完備されている。そのプールに必ずといっていい程付いているジャグジー。その他にもフィットネス設備、バーベキューのグリル等も、まずあると思っていい。中には、テニスコートや簡単な公園の設備も備えたアパートもある。それに、おそらく5割くらいのアパートは、セキュリティー用のゲートも設備されている。

 

屋内設備:

3ベットルームは日本の3LDKに相当する。洗濯機、乾燥機、電子レンジ、食器洗い機、大型オーブンは標準装備。その他ケーブルテレビ、電話のジャックは100%完備。最近はインターネットやLANのジャックもあると言う。各部屋に天井据付の扇風機や、リビングルームの暖炉も、まず付いていると思っていい。バス、シャワー、トイレも3ベットルームなら2つ設備されている。もちろんエアコン設備は言うまでもない。

 

アパート探しに役立つのHP

Apartments.com 

Apartmentguide.com 

Apartment Search - Phoenix  

つまりアメリカのアパートは、広さは日本の家に相当し、その敷地内にいろいろ娯楽設備も備え、室内の設備は、家具さえ入れればその日から快適に住む事が出来る。
家賃は、3ベットルームで$1000-$1500ぐらい。

アパートの良いところは、とにかく家のメンテナンスに全く時間と金が掛からない。こちらの家は、5年-10年たつと、結構あちこちが痛んで来る。エアコン、洗濯機、温水器、プールのポンプ、ガレージの扉、屋根の雨漏り等、挙げたらきりがない。また、庭の芝生、草木の手入れや、プールの水のケミカル濃度調整など、かなり手間が掛かる。アパートでは、専任の修繕係りがいて、緊急を要する事には、例えば水漏れ、24時間対応してくれる。

広いとは言え、家と比べると狭い事は否めない。それに、15-20万ドル相当のローンで家が購入できれば、アパートの家賃と家の家賃は差がなくなってしまう。また、家の賃貸の家賃もそんなにアパートと差がない。
アメリカ人は、短期的に(数ヶ月から1-2年)しかアパートを利用しないので、隣人の当たり外れも多いかもしれない。

アパート選びのヒント (あくまでも独断と偏見に依る)

場所を決める時に考慮したのは、1)地域の治安、2)学校、幼稚園へのアクセス、3)買い物の便利さ。アメリカは地域の治安は、割とはっきりしているので、知人、不動産屋に確認すれば、簡単に治安のいい場所は探せる。自分の場合、それに加えて、アパートに駐車してある自動車をよく観察した。やはり、高級車や家族用ワゴン車が数多くある方が、改造されたティーンエージャーの車やぼろぼろの車より安心感を与えた。

学校へのアクセスは、スクールバスが止まるか、送り迎えが必要かどうかチェックした。

買い物の便利は最終的に、あまり重要でなくなった。その理由は、こちらの買い物は基本的に車で来る事を想定しているので、徒歩で持ち運べる程度の量を買うと手間が掛かる上に不経済。コンビニエンスストアーは、便利だが夜間うるさい。
最大の理由は、フェニックスの真夏の昼間、摂氏45度の炎天下は歩けない。

まだまだ、アップデートしていきます。質問がありましたら、こちらの掲示板かメールを下さい。