アリゾナってどんなところ?

アリゾナはアメリカ南西部の1912年に設立された48番目の州。
位置的には西をカリフォルニア州、北をネバタ州とユタ州、東をニューメキシコ州、そして南をメキシコと隣接している。

州の面積は29万5千平方メートルで、これは37万8千平方メートルの日本の約78%に相当する。人口は660万人で日本の1億2693万人のわずか5%である。
州都はフェニックスで、その人口は158万人。

アリゾナ州の旗、中央の星の色は銅を象徴している。

州の花はサガロサボテン(Saguaro Cactus)の花で、このサボテンは日本名をオオハシラサボテン(見たまま)又は、ベンケイサボテンと呼ぶれる。

州の木はパロ・ベルデ(Palo Verde)で、緑の木と言う意味。幹が緑色をしているマメ科の木本植物で、黄色い花を咲かせる。

州の鳥は、カクタス・ウレン(Cactas Wren)で、日本語名はミソサザイ。

州の動物(哺乳類・爬虫類)は、リングテール(Ringtail)、アライグマ科で日本名カコミスルと、ガラガラ蛇(Rattlesnake)である。

  

 

アリゾナの歴史

2000 BC アメリカインディアン(こちらではネイティブアメリカンと呼ぶ)がアリゾナに農耕を伝える。
1200 AD ホピ族がオライビ(Oraibi)村を作る。現在も人が住んでいるという点ではアメリカで一番古い街。
1540 デ・カルデナス(De Cardenas)がグランドキャニオンを発見する。
1776 ツーソンが作られる。
1821 メキシコの統治される。
1848 メキシコ戦争が終わりアリゾナは、アメリカの一部となる。
1854 銅山が発見される。
1857 最初の駅馬車が通る。
1858 ギラリバー(Gila River)で金が発見される。
1862 アパッチ族との10年以上に亘る戦争が始まる。
1870 人口 9,658人
1881 初めて鉄道が通る。
1881 10月26日、O.K.牧場の決闘
1886 アパッチ族のジェロニモ酋長がこの年9月4日に降伏、長い戦争を終える。
1880 フェニックスがアリゾナの州都になる。
1900 人口 122,931人
1911 ルーズベルトダム完成
1912 2月14日のバレンタインデーにアメリカ48番目の州になる。
1919 グランドキャニオンが国立公園として制定される。
1936 フーバーダム完成
1940 人口 499,261人
1948 ネイティブアメリカンの選挙権が認められる。
1960 人口 1,302,161
1981 人口 2,718,425人
1999 人口 4,780,000人
2009 人口 6,595,788人